スクラップアンドビルド 感想(仮)

  1. 主人公 

 ・花粉症

いつの間にか治っていた、物語が進むにつれてシーズン終わってたから?それか祖父との別れとともに治っているとういうこじつけ

 ・中の中の彼女

 ちょっとめんどくさいとも思いつつ一緒にいたい。筋トレしていくうちにおそらく自分のこと(体とか)を鍛えるほうが大切になって、それが(抗体ができて(略)で別れたかどうかは書かれていないけど特に悲しみもせずに別れただろう。それか自然消滅。            

★筋トレとか美容とかダイエットとかしてると自分の体を一番に考えるから恋人とか(いない)他のことがどうでもよくはないけどよくなる気がする。

男の人は特にそうだと思う。人によるけれど、大体の人は自分の夢中?になっているものとか目先の興味、関心のあることに集中する傾向があると思う。もちろん他のことをおざなりにしているのではないし、両立できる器用な人だっているはず。

 

 ・祖父

きっとまだ動けるはず、一人で出来るけど他人がいたらついつい頼ってしまう。体が弱っているのをいいとこに死にたがり、弱気なのが口癖。たしかに毎日寝たきりで体も痛いし生きてるだけで苦痛なのはわかるけれど。

 

★主人公も初めは家にいることで祖父と同じような状態にあったと思う。(一時的ニート、ずっと家にいる、花粉症、ひどいときはテレビを見たりするのも億劫になるレベル)

それが祖父をどうするか考え、毎日介護しているうちに嫌なところとともに新しい活路を見出している。筋トレしたり、走ったり、ヤったり、勉強したり、就活したり、さらには年金のことまで、祖父と関わるにつれて目の前のことから逃げない?立ち向かう?反骨心?いい意味で抗っているように見えた。終盤は祖父の前でわざとジャーキーを食べたり、逞しく成長した腕を露出するまでになる。反面教師という存在は大切だ、人間の愚かなところを客観的に見ることができ、尚且つそれを自分と照らし合わせられる、そして反省できる。人と人とを比べるのは無意味なことかもしれないけれどやっぱり誰かと比べないと人は成長できないと思う(自分がそう)。自分が正しいと思い込んでしまうし独りよがりな人間になるだろう。そして祖父のことを好きな健人は祖父の死を意味あるものとして、価値のあるものとして捉えたいんだと思う。少なくともただただ弱り死んでいって欲しくない。祖父は自分にとって(あの期間を経て)価値のある人間だったから(これはさすがにひどすぎ?)。祖父の周りの兄弟間でのいざこざに真偽がつけられないのもしょうがないことだし、だったら自分の見たもの聞いたもの感じたものを頼ったほうがいいと思ったのではないか。

(まだ若いうちにこの本に出会えてよかった。新しいものも吸収できるしもっと成長したい思った。)

 

★そしてその後も祖父は生きていると思う。

 

別の話になるけど作中祖父がやわい角煮とほうれんそうを食べないシーン。ああいう決めつけはほんとに良くない。自分も頑固でそういうところがある。

 人生経験や老人の知恵などくだらないと思った。昨日硬かった肉やほうれん草が今日も硬いかどうかんて、挑戦してみなければわからないではないか。

 この言葉を忘れないようにしよう・・・肉体面だけでなく、精神的にも常に吸収、成長、向上心(自己啓発かよ)

最近の好みのタイプもそれだ、走ってたり、ジムに行っていたり少しでも自分の体について気を配れるというか何かアクションを起こしている人。素敵だ。

塾の先生とかよさそうよね